オムロンパワコンの出力制御装置をDIYで取り付け

太陽光日記

 

所有発電所の大半はオムロン製パワコンの坊主です!

 

最近オムロンパワコンの出力制御にSOLAR LIVEが対応しているか?といった質問をよく頂くのですが、この質問結構難しい。

対応しているとも対応していないとも言えるので。

出力制御できるのはEIGのみ

オムロンのパワコンの出力制御ができるのは基本的にオムロンが製造する計測ユニットのみです。

 

 

↑こんな機械。

エナジーインテリジェントゲートウェイ(通称EIG 型式KP-MU1F-M)と呼ばれる製品。

このEIG無しにオムロンパワコンの出力制御はできません。

EIG設置環境での監視に対応

SOLAR LIVE含め他社監視装置メーカーの出力制御対応が意味するのは

 

「EIG設置環境での遠隔監視に対応している」

 

という事。

EIGの有無でデータ取得の方法が異なるため、対応していない監視装置ではEIG設置環境では遠隔監視ができません。

大手監視装置メーカーさんでもオムロン出力制御対応品にはEIGが同梱されてきます。

 

という訳で、SOLAR LIVEもオムロンパワコンの出力制御には対応しているのですが、「別途EIG付けてくださいね」という条件が付きます。

エコめがねRSだけは例外

唯一、エコめがねRSだけは例外となっており、監視装置単体でオムロンパワコンの出力制御に対応しています。

なぜかと言うと監視装置がEIGそのものだから。

 

全量モバイルパックRS

 

↑機器外観もEIGと同じ。

製造はもちろんオムロン

 

「EIGに自社の監視機能組み込んでもらうとかスゲー」とか最初思ったのですが、えこめがねのNTTスマイルエナジーはNTT西とオムロンの合弁会社なんだそうで。

 

という訳で、オムロンパワコンの遠隔監視と出力制御を機器1台でスッキリと済ませたい場合はエコめがねにしましょう

出力制御装置取り付け

近頃オムロンの出力制御に関する問い合わせが増えてきた事や、手元に使っていないEIGがあったので、間もなく連携の5号機に取り付ける事に。

少し大きめのプラボックスをつけておいてもらったのですが、EIG結構でかい。。

 

 

ケースは日東工業の鍵付きプラボックスOPK18-43A(内寸縦400mm)

ギリギリで厳しいと思いながらも強引にネジ止めして蓋を締めたところ、蓋が取れなくなった。。

 

オムロンの出力制御機器を入れる場合、縦50cm以上のケースを用意しましょう。

同じ日東の鍵付きボックスならOPK18-54A、PL16-54Aあたりが良いと思います。

 

 

なんとか蓋を外して、最終的に蓋なしで設置。

この現場は出力制御は不要なので、通信線の配線はちょっとズルしてしまいましたが、RS485接続の監視装置がついている環境ならEIGの追加は結構楽。

パワコン間の配線と、パワコンの設定は済んでいるので。

隣では電線工事中

隣ではうちの発電所の為に関電工さんが工事中

 

 

連携日まで2週間以上ありますが、翌日には作業が終わるとのこと。

一瞬連絡して連携日早めてもらおうかとも思ったけど、こんなご時世なので余計な仕事が増えるような事はやめておくことにしました。

 

連携日が待ち遠しい~

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