オムロン製パワコンの出力制御にはEIG以外に選択肢が無い？

緩くパワコン監視システムの開発をしている坊主です！

坊主は東電管内にしか発電所を所有する予定が無いので今の所関係無いのですが、東京、中部、関西以外の電力会社と連系する太陽光発電所は出力制御への対応が求められるようですね。

手間なく各電力会社の出力制御に対応するには出力制御機器が必要となる事もあり、他社製のパワコン監視機器の中には出力抑制に対応した製品を見かけます。

他社の機器で実現しているのであれば可能だろうって事で対応を検討することに。

電力側の制御仕様は公開されているので、問題はパワコン側の制御です。

とりあえずオムロン製パワコンKPシリーズから調べてみることにしました。

通信仕様の開示不可

サードパティ製の監視機器が出力制御対応を謳っていたので、当然メーカーから制御に関する仕様が公開されているはず。

早速オムロンに出力制御に関する仕様の開示をお願いしたのですが、まさかの返答が・・

「社外への公開は一切しておりません」

？？？

いやいや、社外へ公開していないのであれば何故サードパティ製の監視機器が出力制御に対応しているんだよ！！

「一切公開していない」のではなく、「得体の知れない弱小企業には公開しない」の間違いでは？とも思いましたが、とりあえず社外秘らしいです。

他社はどうやって対応しているのか気になって調べてみると、オムロンの制御に対応した商品は専用機器となっており、商品画像をよく見てみるとオムロンのEIG（エナジーインテリジェントゲートウェイ）がセットとなっている商品をいくつか見かけました。

なるほど。

仕様がわからなくても出力制御に対応できるわけだ。

とりあえず今の所オムロン製パワコンの出力制御ができるのはEIGだけのようです。

EIG単体なら10万円弱くらい？ですが、出力制御の為だけに取り付けるのはもったいない気もしますね～

現在自作の監視装置でモニターしている坊主の土浦発電所はEIG取り付け済みで、龍ケ崎はEIGが有りません。

EIGの有無でパワコン監視機器の動作を変更する必要がありますが、開発中の監視装置は既に対応済み。

という事で自然とオムロンの出力制御には対応していたようです。

そろそろ自作のモニターも公開したいのですが、公開にあたり製品名称でちょっと悩んでいる坊主です。

「坊主モニター」はちょっと・・