発電所には自前でインターネット環境を用意している坊主です!
先日ドコモより2026年3月末でFOMA、iモードサービスが終了されると発表がありました。
データプランやユビキタスプランも終了とあるので、恐らくドコモの3Gは完全に終了。
今の時代、殆どの方が4G(LTE)対応スマートフォンを使っており、日常生活で影響を受ける人は少ないかと思いますが、影響を受ける発電事業者は結構多いかも!?
多くの監視装置が3G回線を使用中
現状世の中で稼働している太陽光の遠隔監視システムの多くは3G回線を利用しています。
全て調べた訳ではありませんが、低圧監視シェアNo1のエコめがねもちょっと前まで3Gでしたし、PV EXPOに出展している企業さんなんかも3G対応品だったりします。
低圧太陽光の導入量から考えれば少なくとも10万基くらいの発電所が3G回線を利用して遠隔監視を行っているのではないですかね!?
4G対応機器への入れ替えが必要
ドコモが3Gサービスを終了すれば3Gにしか対応できない機器は4Gへの切り替えが必要となります。
4Gへの切り替えはソフトウェアの更新なんかでは不可能
機械の物理的な交換が必要です。
10年通信料、利用料込で買ったシステムでも、3G回線を利用している機器なら今後機器の入れ替えが必ず必要となります。
誰がお金を出して、誰が交換するのでしょうかね・・・
気になるエコめがねの対応
最も気になるのは導入量が多いエコめがねの対応ですね。
ルーターとセンサーは別の構成なので、ルーターのみ交換すれば4G環境でも利用はできそう。
企業規模を考えると、10年通信込で買っている人には4Gルーターの無償提供くらいがんばって欲しい所ではありますが、どうでしょうね。
何か知ってる利用者さんいましたら教えてくださいー
素晴らしい!ラプラスシステム
現状ラプラスさんの監視装置は3Gモジュールが内蔵されているようですが、4G切り替えが必要になった場合、4G対応の監視装置を無償で提供とパンフにも記載されています。
保証期間が長かったり、4G対応品を無償提供したりと、長期利用するには安心なシステムですね。
坊主が他社のシステムを買うなら間違いなくラプラスさんですね。
ちなみにSOLAR LIVEは
坊主の会社が運営する遠隔監視「SOLAR LIVE」の監視装置は通信機能は有しておりません。
- 3Gの終了は確実。20年後だと4Gすら確実に存続されているとも言えない
- 監視装置別のネット回線は非効率(カメラや出力制御機器等、ネットを必要とする物がある)
- 4Gモジュールコストの問題(導入時だけでなく、改変時も)
- 有線LAN、無線LAN、LPWA等、選択肢は残しておきたい。
こんな理由で監視装置に通信機能は追加していません。
後発のサービスという事もあり、殆どの方が4G回線で利用されており、3Gルーターを使用する利用者は基本的に詳しい方なので、SOLAR LIVEの利用者への3G停波の影響は限りなく小さいかと思います。
これから遠隔監視を買う方はご注意を!
今でも3G回線を使用する遠隔監視が販売されています。
その多くが長期間の利用料込で販売されており、利用期間満了までには何かしらの対応が必要となります。
これから導入される方はどんな回線を使っているかくらいは確認してから買った方が良いと思いますよー
※3Gの停波は6年も先の話しなので、現状3Gを採用しているシステムがダメという話ではありません。
サン電子AX110が1万円!!
産業用ルーターで人気があるサン電子のAX110(3G専用)が価格改定で9,800円!!
恐らく在庫整理かと思います。
使えても3G終了までの6年間だけですが、監視装置専用のルーターとしてはオススメかも!?
FITによる売電事業は20年
3G終了のように今は想定もしていないような問題がこれから色々と出てくるとは思いますが、皆さんがんばりましょー
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