自分の発電所の発電データのチェックなんて滅多にしない坊主です!
数あるとデータ見るのも一苦労だし、発電止まれば遠隔監視からアラートくるしね。
↑似たような人結構多いと思うけど、こんな感じでやってると間違いなく売電ロスが発生しますよ!
小さな異常が見つけられない
遠隔監視ついてれば発電量とかパワコンの稼働状況はざっくりわかります。
ただ、発電所のパフォーマンスを維持するにはコレだけじゃ駄目なんですよ。
問題は
- 影の影響
- パネルやストリングの異常
他にもパネルの汚れやら経年での劣化もあるけど、とりあえずこの2つは多い。
直流側の異常や影の影響は遠隔監視から何も通知されません。
パワコンは正常に動いてるので通知が来ないのは当たり前だけど、発電量減ってるんだから問題ですよね。
どうにかしたい。
発電量比較機能を実装しました
そんな小さな異常を見つけたくて新しい機能をSOLAR LIVEに実装しました。
発電所単位、PCS単位で様々な期間の発電量合計を過去と比較できます。
表示されてる値は毎日更新
結構な計算量だから週1とか月1更新にしようかとも思ったけど、やっぱ今の数字が見たいので毎日更新に。
近場の発電所やパワコンと比較して前年比3%~低いのは何らかの異常があるケースが多いので、何か異常がないか疑った方が良いかもです。
何か異常があるかも?
異常の疑いがある場合、2つの期間でそれぞれ晴れの日を選んで比較すると原因がわかる場合があります
例えば↓ここ
前年と30日間の合計で比較すると4番と8番が他と比べて3~5%低いです。
パワコンはオムロンの単相5.5
ストリングの断線ならもう少し低下が大きいので、影の影響が疑われます。
アーカイブでそれぞれの期間の晴れの日の出力推移を見てみます。
↑2021年10月15日
↓2022年10月19日
4,8番は影がかかる時間が早くなっていて、西側の木が大きくなってるのかな~と想像できます。
こんな感じで1分単位の出力履歴比較すると何かしらヒントがあります。
まぁ、発電量比較なんて見なくても、最初から定期的に前年と出力履歴比較すればわかるんですけどね。
数あると個別に比較も大変なので、発電所多い人程お役に立つんじゃないかと思います。
問題なく発電しているように見えても、過去と比較すると気になる点が出てくるケースが結構あります。
小さな異常を見逃さないためにも、定期的な過去との比較はした方が良さげです。
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