幸いにもまだ電線泥棒の被害には遭っていない坊主です!
昨日監視システムの利用者さんより監視装置がオフラインになったとの連絡がありました。
システムが監視装置のオフラインを検出したのは午前1時過ぎ。
非常に嫌な予感がしました。。
監視装置がオフラインになる要因
SOLAR LIVEの監視装置は発電が停止している夜間も含め、10秒間隔で24時間サーバーと通信を行っており、一定時間監視装置からの通信が途絶えると監視装置のオフラインアラートが出ます。(通信間隔はデフォルト10秒、オフライン検出はデフォルト10分、設定変更で最短2分)
オフラインアラートが出る要因としては
- 停電
- ブレーカー落ち
- ネット回線障害
- 監視装置の故障
以上のように監視装置が正常に動作しない場合に発生します。
深夜の監視停止は要注意
利用者さんはしばらく様子を見るとの事だったのですが、オフライン検出から既に8時間以上が経過
自動で復帰する見込みはほぼありません。
※監視装置には様々な自動復帰対策をしていますが、正常に動作していれば最長でも15分で復帰します。
監視装置や通信経路の障害で売電には影響が無いなんて事態も勿論あり得るのですが、オフライン検出が深夜1時過ぎで電線泥棒の可能性もあるので、早急な現地確認を推奨しました。
案の定電線泥棒
監視装置の障害発生時の現地対応は利用者様側にお願いしているのですが、今回は利用者さんがしばらく行けそうもないのと、近くにうちのスタッフが居たので有償にて代行する事に。
現地から届いた画像 ↓
ゲートの鍵は壊されています。
そして案の定
150sqケーブルやられていました。
停電と同じ状況なので、監視装置が動かないのは勿論、パワコンも動かないので売電もできません。
その後警察が来て指紋採取等して帰っていったようですが、恐らく犯人が捕まる事は無いでしょうし、捕まった所で失われた物が戻るわけでもありません。
電線泥棒が手を出しにくい状況を
色々と考えてはみましたが、結論としては「電線泥棒が外から見て手を出そうとしない発電所作り」が電線泥棒対策には一番良いように思います。
比較的簡単にできる具体策としては
- 監視カメラの設置(目立つ位置に)
- 監視中看板の設置(目立つ位置に)
- 街灯の設置
こんなところ。
狙われたらまず無事では済まないので、泥棒のターゲットにならない発電所作りをしたいですね。
ちなみに今回被害に遭った発電所は茨城県稲敷市です。
周辺の方ご注意を!
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