脱サラ歴10年ちょいの坊主です!
坊主にとって脱サラは良いことだらけでした。
- 毎日早起きする必要が無い
- 毎朝ヒゲ剃りしなくて大丈夫
- 通勤電車に乗らなくて良い
- 理不尽な会社の要求に答える必要はない
- 嫌な人間と付き合う必要が無い
- 仕事を選べる
- 昼まで寝ていようが誰にも文句は言われない(妻以外には)
- いつ休もうが誰にも文句は言われない(妻以外には)
- 平日の昼から酒飲んでいても誰にも文句は言われない(不思議と妻も文句は言わない)
他にも色々とありますが、とにかく坊主にとって脱サラは良いことだらけ。
二度とサラリーマンには戻りたくないと思っています。
ただ、自由の代償は当然あります。
経済的にはとにかく不安定で、月の収支で言えば赤字の時も多々あり、1年近い無給を味わった事もあります。
サラリーマンと違い、自営業は誰も守ってはくれません。
雇用保険にも労災保険にも加入はできません。(労災は一部業種なら特別加入できるとか)
廃業したところで失業保険はもらえませんし、病気や怪我で休業しても疾病手当はもらえません。
自由の代わりという訳ではないけど、基本全てが自己責任。
必要な備えは自分でする。
環境の変化に耐えられないようなら廃業する。
自ら事業をするってこんなものだと思っていたし、全ての事業者がこのくらいの覚悟でやってると思っていたのですが・・・
自粛要請に対する補償??
連日ニュースで見かける自粛要請業種に対する 「補償」 の文字。
多分間違ってないと思うけど、補償=「与えた損害を補って償う」こと。
国や自治体は社会の維持の為に自粛を要請しています。
必要な医療を受けられない事態は誰だって困るはず。
全員の為に行っていることなのに、何故償う必要があるのかさっぱりわかりません。
100歩譲って「支援」、「補填」ではないでしょうか。
さも当たり前かのように国や自治体に補償を求める声があるのは何故??
備えている人の立場は?
早くも倒産や廃業をしている所がある一方、大打撃を受けながらも生き残っている事業者もあります。
違いは多分、備えがあったか否か。
開業間もないならともかく、営利目的で何年も事業を営んでいて、1~2ヶ月の低迷に耐えられないなんて備えが足りな過ぎじゃないかと。
その上「保障しろ」とかいう人がもしいるなら、迷惑だから開業しないで頂きたい。
サラリーマンやるべきですよ。
誰も不安定な事業者の道を選べとは言っていません。
もし、やりたくても正社員としてサラリーマンになれなかったとしても、単に自身の我儘、努力不足ではないでしょうか。
利益が出ても私利私欲の為に経費使って利益圧迫する事もなく、保険や小規模共済、倒産防止共済等の節税策を行った後は税金払って残りを現金で内部留保。
これがベストかは知らないけど、まともな事業者なら何かしらの備えを日々考えるはず。
適当に事業やってた方々※の保障に税金使うとか勘弁して頂きたい。
※全てが同じとは思っていません。一応補足
誰の顔色伺ってるのか知らないけど、社会のためなんだから「自粛してください。保障なんてありません」これで良いのではないでしょうか。
事業を継続できない所が潰れるのは仕方ないと思います。
営利目的に各々が選んだ業種なんですし。
支援はしてもらいたい
とは言っても、誰も予想できないような事態で、まさに緊急事態かと思います。
経済全体をどうこうするのは国や自治体の役目です。
賃料、税金、返済、人件費これらがどうにかなれば廃業を逃れる所が殆どかと思います。
特に困ってない方々に利用されるだけの愚策ではなく、必要な所が速攻融資受けられるような仕組みを作って頂きたい。
太陽光発電事業で独立している人も増えてきていると思いますが、体力(金銭的な)のあるうちに別の収入源の確保にチャレンジする事をオススメしますよ!
気候変動で悪天候が続くような事があっても、恐らく誰も「補償」なんてしてくれないので。
連日暗いニュースばっかで嫌になりますね~
この記事は4/10頃に書かれたものです。
どっかの自治体が「補償とセットでないと~」なんて言いながら自粛要請を躊躇していた事を見て書きました。
緊急事態宣言が5月末まで延長となり、さすがに備えをしていた事業者でも厳しいかと思います。
我が家にはまだマスクすら届きません。
必死に事業の継続を模索している方々に必要な支援を早急にお願いしたいものですね。
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